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皆さんのご協力で、句会実験が終了しました。今回、外国人4名も
含めて、15人の参加者でした。そして選句に際して、オープン選者
(投句なしで選句のみ)が9人参加されました。
今回の句会実験に関して、皆さんのコメントやご提案をいただければ
有り難いと思います。
英語俳句クラブ 鈴木良亮
句会実験 選句結果リスト
【9点句】
drops from rain
splash and splash
on earth
《佐藤》語感が良い。
《原田》雫の観察が鋭い。
《林》長雨での 鬱陶しさが splash and splashで出ていると思います。
《fukko》雨の音がリズムよく響いてきます。
《Mike Moran》Beautiful in its simplicity, it's an all too familiar scene.
《yuko》出だしの drops の「切れ」、splash の音の重なりに臨場感を感じます。
《大島》
《岩本》小さな雫と大きな地球を一つの句で、表現している部分が良いです。
《田口》
########作者は 中村さん
【8点句】
a straw hat
rolling
blue ocean ahead
《佐藤》きらめく海原に印象的なむぎわら帽子ひとつ。
《原田》帽子の転がるのが楽しい。
《吉澤》むぎわら帽子と追いかけっこをしたい気持ちに駆り立てられ
ました。
《久保寺》麦わら帽子と青い海 色のコントラストがすばらしい
《fukko》夏の美しい絵が浮かび上がってきます
《岩本》帽子と青い海という部分から美しい色が想像出来ます。
《穴水》
《ryo》むぎわら帽子が ころげていくのが、「はるかの海原」に
向かってという表現が、印象に残る絵となっている。
########作者は 赤井さん
【7点句】
cherry blossoms gone
New York again
New York
《石原》
《中村》againが気に入った。
《原田》旅の状況が分かる。
《Lee》
《yuko》gone と again に、映画のラストシーンのような絵が浮かびます
《大島》New York の繰り返しに情緒を感じました
《ryo》ニューヨークで咲いても桜の花は、やはり日本的な雰囲気。
花が無くなって、もとのニューヨークへ戻った感じが
的確に表現されている。
########作者は Mykel Boardさん
【6点句】
summer eve
on the swing
nobody
《中村》夏の果ての家事が出ている。
《Mykel》This is another summer one that I like. You can see people,
in dark cool places, away from heat, (maybe in a park), but no
people are mentioned... only the absence of people.
《山本》私は3行目の nobody を1行目にもっていった方が良いと思い
ますが いけないでしょうか?
《久保寺》昼間は子供たちがあんなに騒いでいたのに、夕暮れ時は淋し
そうにブランコが揺れているだけ。情景が浮かんできます
《林》酷暑の夕べに 広場の風景が浮かびます。 eve はevening
として読みました。
《岩本》暑さが一段落した夏の夕方を想像することが出来ます。
########作者は ryoさん
【6点句】
roman sun
stumbling up to the spanish steps
to keats
《石原》
《赤井》Keats の終のすみかが、あのスペイン広場の右側の建物だった
のを初めて知りました。又、「ローマの休日」の映画の中で、ヘプバーン
とペックの Keats と Shelly の詩のやりとりがありましたが、多分、それも、ここの場面をもとに出来ていたのだろうと、今回わかり、好きな映画からますます楽しくなりました。
《Lee》
《大島》心地よく音が響き情景が見えるようです
《田口》
《ryo》キーツの住まい跡に向かっていくのが作者であると同時に、
人ではなく、ローマの日の光がスペイン広場の階段を喘ぎながら登って
いくと、とっても面白い。
########作者は Geneさん
【6点句】
playing tag
with the sunshine
laundry on the pole
《石原》
《中山》真白い洗濯物が風に揺れて、光が追いかけるー二物がまるで
生き物のように動いて躍動感があります。こんな洗濯物を着て
みたいです。
《林》洗濯干し場の 手頃な風の吹きぐあい。
《Steve》I can see the movement and feel the interplay between
sunshine and laundry
《岩本》日常生活の1シーンですが、とても躍動感のある句だと感じました。
《田口》
########作者は 久保寺さん
【6点句】
Sunset
Light becomes dark
Hold my hand
《中山》三行目がとても印象的です。何かを暗示している様にも取れますし、イメージが膨らんで温かい気持ちに成りました。
《吉澤》愛しみあう日々のひとこまに、温かさがスッと通ってきました。
《赤井》季節とはず、日没は人こいしくなる時ですね。子供でも大人
でも手をとっていたいものです。
《北村》二人は恋人同士なのでしょうか?
《大島》
《ryo》病いの床にある奥さんに呼びかけているのかも知れない。
「日没 次第に暗くなる」という部分と、「私の手を しっかり握って」
という部分とが うったえてくるものは強く読み手の心をも打つ。
########作者は Steveさん
【5点句】
breeze―
smell of the roses
from the lane
《北村》ばらを育てているので、この感じよく分かります。
《久保寺》バラの姿は見えないけれど、香りがどこからか漂ってきました
《fukko》甘いバラの香りが心地よく伝わってきます。
《Mike Kosiba》
《穴水》
########作者は 吉澤さん
【5点句】
hot noon
standing on
my shadow
《佐藤》いかにも暑そうな…。
《中山》暑い日の句なのに何故か背筋がピンとなる様な句です。禅の心とでも言うべき物なのでしょうか。涼しい心に成りました。心地良いリズムです。
《Mykel》I like this one because it says so much in such a short space.
It has season, an feeling of heat, yet at the same time a feeling of
awareness outside the body of the poet. If you stand on your shadow
at noon, you're standing on something very small... and it takes
something special to be aware of it
《赤井》正午に自分の影と同一のところに一体で立っている姿に
おもしろ味を感じます。
《fukko》一点の描写の中に大きな景が見えます。
########作者は 中村さん
【5点句】
last stop
no one leaves the train
but me
《佐藤》終着駅のわびしさ。
《中村》良く経験する哀愁。
《Mykel》This one is kind of spooky, with an "end of the line" feeling.
The whole thing could be a metaphor for life. At the end of OUR trains,
no one leaves, but us.
《Mike Moran》While at first this haiku seems to evoke feelings of
isolation, it ultimately makes one feel special - the train all to
myself.
《Steve》One can feel the isolation and possible loneliness of the
person and the image of the train at its last stop.
########作者は Geneさん
【5点句】
hilltop
near and faraway
countless dragonflies
《中村》丁度今の時期。夢と郷愁がある。
《中山》広大な景色がイメージ出来ます。ススキも見えてきます。 リズムも軽快です。
《原田》秋の気配を感じます。
《山本》一息ついた丘の上。情景が目に浮かびます。
《Mike Kosiba》
########作者は fukkoさん
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